平屋の注文住宅

注文住宅で平屋を選ぶメリットやデメリットを紹介!新しい家を建てたい方必見

注文住宅で平屋を選ぶメリット

これから注文住宅を建てたい方には、平屋を考えるケースもあるでしょう。平屋にはシンプルな生活動線や、バリアフリーなどのメリットがあります。一方で建築費用による予算オーバーや、プライバシーの確保の難しさなどに気をつけなければいけません。

今回は平屋を建ててみたい方のために、そのメリットやデメリットを3つずつ紹介します。それぞれを参考にすれば、自身の生活に平屋がふさわしいかを判断できるでしょう。

注文住宅に平屋を選ぶメリット3つ

注文住宅に平屋を選ぶメリット3つ

注文住宅の新築において、平屋のメリットは次の3つです。

  • 生活動線をシンプルにできる
  • バリアフリーにも役立つ
  • メンテナンス費用の抑制が可能

それぞれの詳細を見ていきましょう。

生活動線をシンプルにできる

平屋のメリットは、生活動線をシンプルにできることです。平行移動だけで基本的な生活ができる点が大きいでしょう。おかげで家事や料理、育児の際の移動もスムーズにできます。

平屋は2階がないのが特徴です。ひとつの階だけで部屋だけでなく、キッチン、風呂、トイレなどもまとまっています。階段を通るような、負担のかかる移動がないのがポイントです。このようにシンプルに間取りを決められるのが、平屋の魅力でしょう。

バリアフリーにも役立つ

平屋はバリアフリーにも役立つとされます。シンプルな生活動線にも助けられ、高齢者でも楽に移動できるからです。とくに階段移動がないのが大きいでしょう。お年寄りや体の不自由な方にもやさしい家を作れます。

階段や段差によるつまずきが少なくて済むのが、平屋の特徴です。たとえば新築時は居住者が若くても、長く使い続ければ年を取ります。そうなったときに家を使いやすくするため、バリアフリーのリフォーム工事を考える方もいるでしょう。

長期的な使用やバリアフリーを考えれば、平屋は助かります。バリアフリーのリフォームをするときも、シンプルな施工内容で助かるからです。

メンテナンス費用の抑制が可能

平屋は維持費を安く抑えられるのが特徴です。2階建てと違い、リフォームや修理の工事規模が小さくて済みます。

たとえば家の修繕やリフォームをするとき、2階建て以上が対象であるとしましょう。その場合は大がかりな足場を組む必要があります。人手も多くなり、人件費によるコストの増加にも気をつけなければなりません。

平屋の工事は足場を少なく抑えられるので、メンテナンスコストも安くとどめられます。ひとつの家に住み続けるうえで、メンテナンスは欠かせません。それを考えると維持費を抑えられる平屋は、注文住宅としての選択肢になります。

 

注文住宅に平屋を選ぶデメリット3つ

注文住宅に平屋を選ぶデメリット3つ

注文住宅に平屋を選ぶときは、デメリットにも気をつけてください。注意していただきたいのは、以下の3つです。

  • 2階建てよりコストが高くなる場合がある
  • プライバシーの確保が難しいこともある
  • 日当たりや風通しが悪くなるリスクに注意 

それぞれの詳細と対処法を見ていきましょう。

2階建てよりコストが高くなる場合がある

平屋を建てるとき、2階建てより建築費用の総額が高くなるかもしれません。平屋は1階建てで完結しますが、そのぶん土地を広く取る必要があるからです。平屋だから建てやすいと思っても、最終的に予算オーバーとなるケースも見られます。

業者選びは、土地探しから協力してくれるところが望ましいでしょう。予算オーバーにならないように、土地や建物といったコストのバランスを考える必要もあります。建て方だけでなくお金の面でも、業者と打ち合わせられるようにしましょう。

プライバシーの確保が難しいこともある

平屋の2つ目のデメリットは、プライバシー確保の難しさです。道路や隣家から見た平屋は、中が見えやすいといえます。加えて1階部分の窓が多いせいで、部外者の侵入リスクが高まる可能性にも注意です。

以上から防犯対策は、土地探しの段階から重要になります。たとえば道路側に建物を置いて、外から庭が見えないようにしましょう。家の周辺になるべく仕切りを設けるような工夫も大切です。

新築後は人感センサーつきのライトや、庭に砂利を敷いたりすることが推奨されます。このように侵入者を寄せつけない取り組みも、平屋では欠かせません。建てやすさだけにとらわれず、プライバシーへの配慮も充分にしましょう。

日当たりや風通しが悪くなるリスクに注意

日当たりや風通しが悪くなるリスクも、平屋のデメリットです。周辺に高層住宅がある場合、日差しや風が家まで届かないおそれがあります。

光や風を取り入れたい場合は、平屋の形を工夫しましょう。たとえば家の形をロやコ、L字型などにして、中庭を設けてみませんか。さらに南側に部屋を設けると採光をしやすいといえます。北側にも複数の窓を設けると、広範囲での採光を望めます。

プライバシーとのバランスも考えながら、日当たりや風通しをちょうどよくする工夫が大切です。

 

まとめ

注文住宅で平屋を選べば、生活動線がシンプルになるメリットがあります。バリアフリー効果も期待できるため、年を取っても使いやすいでしょう。一方で新築時のコストにも要注意です。土地を広く取らなければならず、防犯や採光、風通しなどの対策にも気を配らなければなりません。使いやすさとプライバシーのバランスを考えることが、平屋の注文住宅のポイントです。

「有限会社なおこう」では、新築注文住宅の建築を扱っています。今回の記事で取り上げた平屋に関するご相談も受付中です。新築後のご家族の生活を考えつつ、快適に暮らせるような設計や建築をご提案します。平屋の注文住宅をお求めの方は、有限会社なおこうまでご相談ください。