家づくりの資金計画の進め方とは?費用内訳を把握しよう!

家づくりを進める上で資金計画は重要ですが、正しい資金計画を立てるためには各費用の内訳を知る必要があります。そこで、この記事では注文住宅を建てる際にかかる費用の内訳と資金計画について解説します。

家づくりにかかる費用の内訳

この章では家づくりにかかる費用について、建物と土地、それ以外の項目別に内訳を解説します。各項目でどのような内訳になっているのかを確認し、最適な資金計画となるようにしましょう。

・建物の費用内訳
・土地の費用内訳
・その他費用

建物の費用内訳

建物には本体価格と付帯価格、諸費用の3つがあり、一般的に建築会社が公開している坪単価は本体価格をベースとしています。そのため、建てる土地や外構計画の費用といった付帯費用は含まれていないため注意が必要です。また、所有権を移転する際の登記費用や土地の仲介手数料、銀行に支払う保証料などはその他費用として扱われます。

土地の費用内訳

土地を購入する際には原則、不動産仲介業者を通すことになります。そのため、土地の代金以外にも仲介手数料が必要となり、それ以外にも契約書に貼る印紙代や土地の登記費用などもかかります。

その他費用

建物と土地以外にも、不動産取得税や固定資産税清算金といった税金に関連する費用や、引っ越し費用なども必要です。そのため、建築会社に細かい費用も含めて確認しておくことが重要です。

家作りの資金計画の進め方

スムーズに家づくりを進めるためには、正しい資金計画が必要です。
そこで、この章では資金計画の進め方について解説します。

ライフプランを作成する

まずは予算を設定する必要がありますが、ベースとなるライフプランを考えることをおすすめします。ライフプランは生涯においてかかる費用と時期をおおまかに把握することができ、教育資金や旅行の回数など細かく設定することができます。

つまり、ライフプランを作成することでお金で困ることがないライフスタイルを維持するための住宅資金を把握することができ、正しい予算を知ることができます。

建築会社を決め、建物と土地の予算割合を決める

予算が設定できれば建築会社を決め、建物と土地の予算割合を決めましょう。建物と土地の予算を決める場合、必ず建物から決めるのがポイントです。なぜなら建物の費用は建築会社によって大きく変わり、その結果土地の予算も変わってしまうからです。そのため、予算設定後は建築会社を決めて建物予算を確定し、差し引きしされた予算を土地予算として扱いましょう。

住宅ローンの借入先を検討する

住宅ローンの借入先は金利だけでなく、団信の商品や手数料の額、優遇内容についても比較検討しましょう。たとえばネット銀行は審査が厳しいものの、非常に低金利で様々な優遇があります。このように、住宅ローンの借入先をしっかり検討することで、総支払額を押さえることができます。

まとめ

家づくりはスタートした時点では分からない予算が多く、後から正確な費用が分かることがほとんどです。そのため、必ず費用の内訳を確認し大きくずれることがない資金計画を立てましょう。