土地選びで失敗しないために!検討すべきポイントを一気に紹介

土地選びで失敗しないために!検討すべきポイントを一気に紹介

住む家を考える時、まず土地を得なければなりません。しかし、単純に何となく場所を選んでという選び方だけでは、そこに隠された土地の持つ問題点に気づかない事もあるかもしれないのです。

良い土地選びをする時に、どのような点がポイントなのかについて紹介してまいります。

この土地を選ぶとメリットが大きい

まず住む土地を選ぶ際に、多くの人は「どのような場所に?」ということを考えます。それは快適に住むことができるには、住宅そのものの良さに加えて、その場所の良さも大きく影響してくるからなのです。まずはどのような場所の土地を選ぶとメリットがあるのかについて紹介をしていきます。

いいイメージがある地域

「住みたい街ランキング」などが注目を浴びる時があります。住んでいる街の雰囲気やイメージが良いところに住みたいと誰もが思います。そのような場所は、いい住人にも恵まれやすいですし、治安もいいでしょう。

交通アクセスのよい所

住宅の物件に必ず「◯◯駅から徒歩◯分」という情報があります。場所選びをする時、そこが優先順位を高くする人は多いです。駅やバス停などに近いところに住むと、何かと移動しやすいですし、雨の日は助かります。また、より安全ですので、女性やこどもにとってはより良い環境となります。

通勤・通学のしやすさ

通勤・通学は毎日の事ですから、その快適さは重要です。会社まで2時間近くかかるような自宅は大変ですし、渋滞がひどい地域では早く家を出なければならなかったり、交通事故の危険性が高かったりします。またこどもの場合は、小学校、中学校、高校と学校が変わっていきますので、その事も視野に入れておく必要があります。

公共施設の利便性

生活をしていく事を考えると、スーパーやコンビニ、ディスカウントストアなどの商業施設が充実した所がいいでしょうし、病気を心配する人がいたり、高齢者の方がいたりする所は、病院が近い場所だと安心です。自炊が苦手な一人暮らしの人は、帰宅前に寄れる飲食店が近くにあると助かります。さらに銀行、郵便局、図書館、役所(役場)、書店など、近くにあった方が助かる施設も人それぞれでしょう。

将来性のある地域

住むとなれば、何十年にもわたって同じところにいることになります。その地域が将来的にどのように変化していきそうなのかという視点も必要です。時間を経るにしたがって住みづらくなるような地域は選ぶべきではないでしょう。

その他の土地の状態・性質・分類について

土地はその地域が果たす街の機能や、そもそもの地質・地学的な特徴なども有しています。もしそのような点で問題のある土地であるなら、それを知らずに買ってしまっては大きな損になり、場合によっては命や人生に係わる影響を受けることも起きます。その土地のさまざまな面を見るための視点を紹介します。

用途土地

市街地において、土地は地域ごとにその特色や環境ごとに12種類の用途地域に分けられています。用途地域によって建てられる家の種類や制限があります。

道路に面しているかどうか

家はそのどこかの面が幅4m以上の道路に接しているか、そうでなければ幅2mの道路が通されているのが基本です。家と道路の関係を見ておく必要があります。

土地の形

土地の形が家を建てるのに適していない形になっている所もあります。三角形になっていたり細長い形だったりすると、家を建てづらかったり機能的でなかったりします。

災害に強い土地か

最近は異常気象に見舞われることが多くなってきました。強い台風、洪水、地震など、私たちの生活を脅かすような気候や自然現象に対して土地を手に入れる段階で考えておかなければなりません。周辺が古い木造家屋に囲まれた密集地帯であれば、火災の危険や地震による塀や家屋の倒壊の危険があります。

また周囲よりも低い土地であれば、大雨で洪水が起きた時、家に水が大量に流れ込む危険もあります。さらに地盤の強さもチェックをした方がいいでしょう。少なくともハザードマップを見ておいた方がいいでしょう。

土地選びの注意点

土地といっても、それを紹介している所から情報を引き出さなければなりません。その情報の収集法をより適切な方法で行う上で、気をつけるべきことがあります。それを把握していれば、より自分の土地に関する要望に適った条件の物件を発見しやすくなるでしょう。その際の注意点を紹介します。

ネットだけで調べない

今では何か調べるとなる時、ネットで行う人が大多数でしょう。サイトを開けば、いろいろな土地の情報を目にすることができます。また毎週土曜日になると、建物の分譲の広告チラシなどが多く入っていて、そこから情報を得ることもできます。

私たちが自力で調べることができる方法としては、この程度でしょう。けれども、それで全ての土地を紹介し尽くしているわけではありません。

実は土地の情報は、インターネットのサイトやチラシによって伝えるものと、私たちには知らせず、ハウスメーカーが持っている「未公開土地」情報とがあります。この未公開土地の方が安くて条件が整った土地の場合が多いです。そこから選んだ方がより賢明です。

不動産会社やハウスメーカーを1つに絞らない

土地は大きな買い物となります。だから慎重にならざるを得ないです。これが一般的な商売の場面なら相互見積を取るのが普通です。それと同じように、複数の不動産会社やハウスメーカーから土地の情報を入手しましょう。その方がより多くの情報が手に入りますし、同じ物件がブッキングしていれば、それらを比較することもできます。そのように慎重に調べていけば、より希望に沿った物件を見つけることができるでしょう。

まとめ

私たちが住む上で必要となる土地。しかし土地とはいってもさまざまであり、場所や地形・地域の特色や立地条件、周囲の環境などでその価値や快適さが異なってきます。もし土地を選ぶなら、それらを細かく調べ、総合的に判断しなければなりません。

「有限会社なおこう」では、家づくりにまつわるさまざまな悩みや疑問に、お答えします。お気軽にお問い合わせくださいませ。