新築のリビング収納とは?快適なリビングにするための収納活用術についてもご紹介します

新築のリビング収納とは?

新築を建てる際に間取りや収納をしっかり検討する方は多いと思います。間取りを考えるにあたって、リビングの収納はどれくらい必要であるのかイメージがわかない方もいるのではないでしょうか?今回は、リビングに収納スペースが必要な理由と快適なリビングにするための収納活用術について解説します。

リビングに収納スペースが必要な理由

リビングは、1日のうちで家族が長く過ごす場所になります。そのため、事前に収納計画をしておかないと、どうしても散らかりやすく物があふれてしまうことがあるのです。

リビングには、テレビやソファなどの大型の家具家電を設置します。そのため、ゆったりくつろぐためには広いスペースを必要とするので、どうしてもキッチンや寝室などと比較すると収納スペースが不足しがちになります。

しかし、リビングの収納スペースが不足すると、物があふれて快適な空間とは程遠いものになります。リビング収納は、​​デッドスペースをうまく活用しながら、リビングで使う物のための収納スペースを確保しておく必要があります。例えば、​​パントリーや床下収納などを有効活用するなどがおすすめの方法です。

なお、リビング収納の収納率は、一戸建てであれば約​​10〜12パーセントほどが望ましいとされています。収納率とは、家全体の床面積に対し、収納スペースの​​面積比率を表したものです。リビングは大人から子供まで使用するため、日用品や衣類、書類、子供のおもちゃなど、さまざまな物を収納する必要があります。これらの物の住所を決めて、すっきりしたリビング空間を実現しましょう。

快適なリビングにするための収納活用術

散らからないリビング収納棚

子供の学習用品やおもちゃなどは、どうしても散らかりやすくなります。そのため、収納するスペースが近くにあり、取り出すタイプの収納棚を設置するのがおすすめです。日常的に使用する頻度が高いものはオープン収納で十分ですが、生活感が出てしまう場合は扉付きの隠せる収納にすると良いでしょう。

大容量の壁面収納

趣味で使用する物が多くなる場合は、大容量の壁面収納がおすすめです。例えば、レコードをたくさん所有しているケースや読書、雑貨などの趣味がある方は、多くの収納スペースが必要になります。本やレコードをディスプレイ出来るものを使用すると、おしゃれな空間を演出することが可能です。モデルハウスやブックカフェをイメージした見せる収納も楽しみの一つになるでしょう。

掃除道具はリビングに収納 

家族が集まる場所には、汚れや飲食物などをこぼしてしまうケースが少なくありません。持ち運び便利な掃除道具が近くに収納されていると大変便利です。リビングの階段下に収納すると、取り出しと片付けが簡単で家事動線や家事シェアにつながるでしょう。

まとめ

今回はリビング収納について見てきました。リビング収納の収納率は、一戸建てであれば約​​10〜12パーセントの確保が基準になります。快適なリビングにするためには、見せる収納と隠せる収納のメリハリが大切です。壁面収納や床下収納、階段下の活用など、デッドスペースをうまく活用して、物の住所を決めるようにしましょう。