リビングの照明は部屋の印象を大きく変えるため、こだわる人も多いです。ここではリビング照明の種類を解説します。新築で照明を選ぶ際のヒントにしてください。
リビング照明の種類
リビングで使用される照明は主に次の4種類があります。それぞれの特徴を解説します。
・ダウンライト
・シーリングライト
・シャンデリア
ダウンライトとは天井に埋め込まれており、小さな光を真下に投下するタイプのライトです。複数並べて使用することが多く、部屋のデザインを壊すことがないためよく使用されます。玄関やキッチンの上といった、照明に特徴ともたせる必要がない箇所ではダウンライトがおすすめできます。また、向きを変えられるダウンライトもあるため、用途や場所に応じて変えてみるのも良いでしょう。
シーリングライトとはリビングのメインとなる照明として、一般的によく使用されるライトです。天井に規定の治具で装着するライトのため、規格さえ合えばどのようなライトであっても装着することができます。そのため、リビングの雰囲気を変えるために特徴的なライトを選定することができ、選択幅が多いという特徴があります。
また、空気を循環させるためのファンがついたシーリングファンライトも最近の流行りです。
照明に大きなインパクトを与えたい場合にはシャンデリアがおすすめです。存在感と重厚感はどの照明よりも強く、豪華な印象を与えます。ただし、本格的なシャンデリアは天井が重みに耐えられないこともあるため、専門業者に耐久性を確認してもらうようにしましょう。
この他にも、ペンダントライトやスポットライトなどを使用するご家庭もあるかと思います。ペンダントライトは、天井から吊すタイプの照明で、リビングよりはどちらかというとダイニングで使用されることが多いです。スポットライトは、一部を強調して照らしたいときなどに使用される照明です。リビング全体をテラスというよりは、部屋の一部分を照らしたい時に使用されることが良いでしょう。
新築の照明を設置するための予算
家の照明費用は次の通りです。
価格は商品単価に加え、工事費も含めていますので購入の参考にしてください。
種類 | 価格(円) |
ダウンライト | 15,000~30,000 |
シーリングライト | 18,000~35,000 |
シーリングファンライト | 25,000~45,000 |
シャンデリア | 50,000~150,000 |
全体的に5万円以下となりますが、シャンデリアは流通量が少なく商品代金が高いうえに工事費用も高額です。そのため、先に見積を取り費用を確認しておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、リビング照明の種類と費用を見てきました。設置する照明によって、家の印象は大きく変わります。また、メンテナンスについても照明によって様々ですので、適材適所の選択をするようにしましょう。