注文住宅に使用される外壁の素材はどう選べば良い?解説します!

注文住宅を建てる際には外壁の素材を選ぶ必要がありますが、どのようにして選れば良いのでしょうか?外壁素材はそれぞれに特徴があり、各素材のポイントは抑えておくべきでしょう。そこで、この記事では注文住宅に採用される定番の外壁材について、解説します。

注文住宅に採用される定番の外壁材をご紹介!

注文住宅の外壁材としては、「サイディング」と「ガルバリウム」、「モルタル」が挙げられます。
それぞれの特徴について、この章で解説します。

サイディング

サイディングは板+外壁という構造となっており、外壁の素材には金属系や木質系、窯業系があります。金属系は多くのデザインがある上に耐久性が高く、木質系は断熱性が高いという特徴があります。また、窯業系は繊維質原料とセメント質が主成分となっており、耐震性と耐火性に優れています。このように、サイディングは性質によって強みが異なることを知っておきましょう。

ガルバリウム

ガルバリウムは金属系の外壁素材としては定番で、耐久性や耐水性に優れています。また、シンプルなデザインを好む人に選ばれる傾向にあり、モノトーン調の外観に仕上げたい場合はおすすめの外壁素材です。

モルタル

モルタルの主成分はセメントと砂、そして水となっており、これらを混合させ板に貼り付けることで外壁材としています。この素材は耐火性と耐久性に優れており、さらに職人が現地で仕上げることで、独特の模様を表現できます。そのため、オリジナル性の高い外壁にしたい人には、モルタルが向いているでしょう。

外壁の素材を選ぶポイントとは?

外壁の素材を選ぶ際には、この章で解説するポイントを参考にしましょう。

デザイン

外壁の色味や質感で、家の印象は大きく変わります。そのため、理想の外観に仕上げるためには、イメージに近いデザインの外壁を選びましょう。

機能

断熱性能や防水性、耐久性、耐震性などは家屋の環境を快適にし、さらに安全を確保できます。また、高機能な外壁を採用することで、家の状態をいつまでもキレイな状態にしておけるでしょう。このことからも、機能で外壁を選ぶことは重要です。

コスト

デザインや機能に合わせ、コスト面もこだわるべきです。外壁材は㎡単価で価格相場が決まっており、材質によって大きく変わります。そのため、デザインや機能、コスト面で外壁を検討し、最適な素材を選びましょう。

まとめ

外壁は家の外観イメージを決める重要な素材となるため、各素材の特徴をしっかり確認しましょう。外壁材は素材によって機能面が大きく異なるため、選ぶ素材によっては生活環境に大きな影響を与えるでしょう。外壁を選ぶ際には、デザインと機能、コスト面において最もバランスが取れた素材を選択することが重要だといえます。