狭い土地に注文住宅を建築する場合、屋上を検討するオーナーも多いですが、屋上がある家にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
また、屋上を設ける際の注意点もあれば、合わせて知っておくべきでしょう。
この記事では、屋上がある注文住宅の魅力と、設置する際の注意点について解説します。

屋上のある注文住宅の魅力とは？

この章では、屋上のある注文住宅の魅力について、解説します。
「屋上は気になっているものの、活用方法が分からない」という人は、参考にしてください。

1つめは、日当たりの良い庭となる点です。
狭い土地で無理に庭を作るのであれば、屋上を設けた方がより非当たりの良い空間を確保することができます。
また、屋上は風通しも良いため、洗濯物を干すスペースとして活用することができるでしょう。

2つめは、広いプライベート空間となる点です。
屋上は広いプライベート空間となるため、バーベキューなどを周辺の目を気にせずに楽しむことができます。
このように、庭を有効活用するライフスタイルを目指したい人には、屋上はおすすめです。

3つめは、眺望が良い点です。
周辺状況にもよりますが、屋上は通常の家よりも高い位置となるため、良い景色になるでしょう。
そのため、気分転換の場所としても最適です。

屋上を設ける注意点

屋上の設置にはいくつか注意点があり、設置を検討する際には必ずこの章で解説するポイントをチェックしましょう。

屋上はそもそも設置できないこともあり、建築会社に設置可能かを確認しておく必要があります。

また、設置ができたとしても周辺がビルに囲まれているなど、折角設置しても眺望が悪くなってしまうケースもあるため、注意が必要です。

屋上はただ設置するだけでなく、利用しても問題ない強度に仕上げる必要があります。

また、バーベキューをするのであれば水栓設備を設けることにもなるため、コストがかかってしまいます。
そのため、家づくりの予算をオーバーしないか、確認しながら進めましょう。

屋上は最初に利用目的を決めておくことで、理想の屋上にすることができます。
そこで、まず家族で屋上の使い道を話し合うのが、おすすめです。

屋上のある注文住宅は他にはない魅力があり、快適な生活を送ることができます。
しかし、コスト面や利用方法で事前に確認するポイントも多いため、屋上を設置する際には建築会社の担当者と相談し、納得のいく注文住宅となるよう進めましょう。