これからリノベーションをする人は必見！リノベーション費用と費用の抑え方を解説

最近ではテレビや雑誌などでリノベーションの特集が組まれることが増えているので、リノベーションを検討している方は多いことと思います。そこで気になるのはやはり費用ですよね。

この記事ではリノベーションをした時にかかる費用や費用の抑え方について詳しく解説しています。あなたがリノベーションしようとしている物件の費用相場を理解できるように、ぜひ最後まで読み進めていただけると幸いです。

リノベーションにかかる費用はどれくらい？

新築の時よりも価値を高めるために行う工事のことをリノベーションといいますが、その費用相場は1,000万円前後です。ただし、施工面積や工事内容によって費用は大きく異なります。そこで、以下の3つの場合の費用をご紹介するので、これからリノベーションしようとしている物件に近いものを参考にしてみましょう。

平屋の場合

平屋をリノベーションする場合、内装だけなら500万円以内の費用ですむことがほとんどです。しかし、間取りを大きく変えたり耐震機能を追加したりするなどフルリノベーションを希望するのであれば1,500万円程度の費用を見込んでおきましょう。

平屋のリノベーションではあえて梁を見せて天井を高く感じられるようにしたり、普段使わない物を収納しておける屋根裏空間を活用したロフトを取り入れたりするのがおすすめです。「リノベーションしてよかった」と満足できることでしょう。

2階建ての戸建住宅の場合

2階建ての戸建住宅をリノベーションする場合、内装だけなら費用は500～600万円程度です。しかし、人気が高まっているのはフルリノベーションで、壁をなくすなど少し間取りを変えるだけでも1,000万円以上の費用がかかります。なお、窓の位置を変える場合には外壁を解体する必要があるため、2,000万円近くかかります。

2階建ての戸建住宅においては築年数が経った住宅ほど修繕すべき箇所が増えるので、費用はかさみやすくなります。しかし、フルリノベーションすれば最新の住宅性能を取り入れることができるので、格段に住みやすさが向上するのを感じられるでしょう。

中古マンションの場合

中古マンションをリノベーションする場合、窓や外壁、バルコニーといった共用部分はリノベーションできず室内のみが対象となるため、かかる費用も300万円程度からと他の物件と比べて少なくてすみます。

最近ではテレビや雑誌などで中古マンションをリノベーションしたおしゃれな物件を見る機会が増えました。しかし、中古マンションの中にはリノベーションが禁止されている場合も多いので、必ず事前に確認するようにしましょう。

リノベーション費用を抑えるために取り入れたい3つのポイント

リノベーション費用の相場が分かったところで、「少しでも費用を抑えたい」「浮いたお金でおしゃれな家具を購入したい」というような方は多いのではないでしょうか。そこで、リノベーション費用を抑えるために取り入れたい3つのポイントをご紹介します。

使用する建材にこだわらない

リノベーションに使用する建材の種類は幅広く、最高級品を選ぶとどんどん費用はかさみます。そのため、建材にこだわることをやめればリノベーション費用を抑えられます。

見えない場所は合板を使用する、木目が不揃いな安価な建材をあえて選んでカジュアルな雰囲気を生み出すなどの工夫をしてみましょう。

費用が安くて実績のあるリノベーション業者を選ぶ

リノベーション費用は業者によってさまざまなので、費用の安い業者を選ぶと費用を抑えられます。2～3社から相見積もりを取って、工事内容にかかる費用を比較してみましょう。

ただし、費用が安くても満足できない仕上がりではリノベーションをした意味がないので、必ず口コミなどの評価を参考にして提案力や技術が優れた施工実績のある業者を選ぶことが大切です。

一部をDIYする

壁紙の張り替えやトイレや洗面所の床面のクッションフロアの張り替えは意外と手軽にDIYできるので、費用を抑えるために挑戦してみましょう。

ただし、DIYは時間や手間がかかる割には見た目が悪くなってしまうことがあるだけでなく、水回りや電気系統回りに手を出すと大変危険です。DIYする範囲は一部にとどめておきましょう。

まとめ