自然素材の注文住宅で後悔したくない!無垢材を使った理想の家づくりを

これから家を建てようとしている人の中には、自然素材で家を建てることを検討している人も少なくないのではないでしょうか。一方で、自然素材の家を建てて後悔しないか心配している人もいるかもしれません。自然素材の家を建てて後悔しないようにするために、自然素材の家の概要から自然素材の魅力、自然素材の家で後悔する人の特徴などを解説しています。素敵な家づくりの参考にしてください。

そもそも自然素材の家とは?

自然素材の家とは、その名の通り自然の素材を使用して建てられた住宅のことです。
自然素材は、環境にも人体にも優しい家を建てることができます。

自然素材とは?

自然素材とは、化学物質など人工的な素材や物質が含まれていない素材のことです。

代表的なものとしては、無垢の木材や漆喰、珪藻土、紙などが挙げられます。
これらの素材は、湿度調節や二酸化炭素・ホルムアルデヒドの吸収効果などを持っています。

化学物質を含んだ素材だと、シックハウス症候群や化学物質過敏症などの原因になる恐れもあり、自然素材を使った家は人体にも優しいと言えます。

一般的な家との違いは?

従来の家は、化学物質を含んでいる場合がありますが、自然素材の家には、そもそも化学物質が含まれていません。

耐久性に関しては、自然素材の家は比較的強度があり、年数を重ねるとさらに強くなるという特徴を持ちます。
一般的に従来の家は平均寿命が約30年とされていますが、自然素材の家はそれ以上住み続けられるとされています。

自然素材の家の魅力

それでは自然素材の家の魅力について解説します。

安心、安全、健康的な暮らしができる

自然素材の大きな特徴は、有害物質が含まれない点にあります。
そのため、シックハウス症候群や化学物質過敏症など、素材が原因となる各種症状が引き起こされる心配がありません。

自然素材の木は呼吸をしているため、空気をきれいに保ち、害虫の発生を抑制してくれます。

夏はさらっとして涼しく、冬は暖かい

自然素材は吸湿性と放湿性が優れています。
梅雨や夏の蒸し暑い時期には湿気を吸ってくれ、湿気の少ない冬の乾燥する時期には水分を放出してくれるなど湿度の調整が可能です。

また、断熱性と保温性も高いので、夏は涼しく、冬は暖かい状態をキープできます。

自然に快適さを実現してくれる自然素材の家は、光熱費の節約にも繋がります。

耐久性が高く、住めば住むほど味わい深い風合いに

自然素材は、素材自体の寿命が長いため、長年にわたって住み続けられます。
日ごろの手入れができていれば、メンテナンスは不要で、建て替えや補修の回数も減ります。

そして、年を重ねるほど素材の色が変化するため、味わい深さを感じられるのも特徴です。

自然素材の家で後悔する人の特徴とは?

魅力いっぱいの自然素材の家ですが、全ての人にぴったりというわけではありません。
自然素材の家が向いている人と、あまり向かないと考えられる人の特徴を解説します。

自然素材の家に向いている人

自然素材にはたくさんのメリットがありますが、その一方で、傷がつきやすい、初期の建築コストがかかるといったデメリットもあります。

例えば自然木などは色にムラがあったり、木目が揃っていなかったりする点も人によってはデメリットになります。
そのため、メリットはもちろん、傷や色ムラなどのデメリットも自然素材の良さの1つだと受け入れられる人は、自然素材の家に向いていると言えるでしょう。

自然素材の家に向いていない人

自然素材の場合、使用する素材の品質を均一にするのは難しいと言えます。
そのため、自然素材の色ムラや木目のバラツキが気になる人は自然素材の家には向きません。

また、自然素材の家は傷や汚れがつきやすいため、「傷に敏感な人」にも不向きでしょう。

自然素材の家に使用する材料は、一般の家に使用するものよりもコストがかかるため、建築コストを抑えたいと考える人も自然素材の家は避けたほうがいいかもしれません。

また、一部の自然素材に対してアレルギーがある人もいます。
そういった場合は、自然素材を希望したとしても健康のためにも避けなければいけません。

自然素材の家で後悔しないための3つのポイント

自然素材の家で後悔しないためのポイントを3つ解説します。

住んでいるとキズや汚れは出るものと考える

自然素材は、化学物質を使っている素材に比べるとキズや汚れがつきやすいです。
自然素材の家は、キズや汚れはある程度仕方のないものだと考えるようにしましょう。

新築時の状態をキープし続けようとしたり、完璧を求めたり、神経質になりすぎないのがポイントです。

むしろ、キズや汚れも家族の思い出や成長の証になります。
最初は気になっていた汚れも自然素材に馴染んで家のアクセントになることもあります。

素材選びはしっかり行う

多くの人にとって、家は生涯にわたって住み続けるものです。
そのため、素材選びは時間をかけてしっかりと行うようにしましょう。

不明点があるのであれば、専門の業者に聞いたり、本やインターネットを使ったりして情報をよく調べるようにしてください。
実際に購入した素材が、実は自然素材ではないこともごく稀にあります。
時間をかけてしっかりと選ぶようにしましょう。

自然素材を検討するのであれば、素材の特徴も正直に話してくれる会社が良いと思います。

予算内でできる限り自然素材を使う

自然素材は、一般的な素材に比べて高額であり、しかも素材によって価格が変わります。
接着剤や塗料、断熱材などすべての素材を自然素材にするとかなりの高額になるので、予算とのバランスをとるようにしましょう。

また、予算の都合で一部の素材に化学物質が含まれたものを使用せざるを得ない場合も出てきます。
そういった場合に備えて、家族のアレルギーについて調べておくことも重要です。

一方で、お金かけても自然素材を使うべきだという人も決して少なくありません。
そのようなときは、利用する工務店などに予算について十分に相談する必要あります。

自然素材を選ぶ際の注意点

先ほどお伝えしたように、自然素材の家づくりのためには素材選びが重要です。
自然素材ならなんでもいいと深く考えずに選ぶのは後悔のもと。
素材を選ぶ際に覚えておきたい点として最も重要なことは、まずしっかりと乾燥されているか確認してください。
無垢材が乾燥していないと、施工時に素材が反ってしまう恐れがあります。

自然素材の家のメンテナンス方法

自然素材の家に住む際に欠かせないのが日々のメンテナンスです。
続いては、日常生活の中でできる自然素材のメンテナンス方法を紹介します。

日常の手入れのみでよい「無垢材」

無垢材に関しては、掃除機やドライタイプのフローリングワイパーを使って乾拭きを行うのみで構いません。
人の足裏の皮脂から出てくる油分により、生活しているだけで天然のツヤが出てきます。

万が一汚れがひどいようであれば、中性洗剤入りの水を固く絞った雑巾で、こすらずに軽く拭くようにしましょう。
基本的にワックスがけも必要ありませんが、合板のフローリングの場合、ワックスがけが必要になります。

フローリングの傷・へこみの対処法

フローリングに傷やへこみができたときは、アイロンを使えば修復可能です。
傷ついた部分やへこんだ部分に湿らせた布を当てて、その上からスチームアイロンをかければ、木が膨張しへこみがなくなります。

ただし、膨張しすぎないよう注意が必要です。
作業する際には必ず布を当てるようにしてください。

自然素材の家の特徴を知って後悔のない家づくりを!

自然素材は調湿性や断熱性、保温性などに優れているのが特徴です。
化学物質を使用しないため、健康にも優しい家が建てられます。
時が経つにつれ耐久性が高く、そして味わい深くなっていくのも自然素材の家の魅力です。

自然素材の家を建てる際に大切なのが、使用する素材選びです。
「なおこう」では、自然素材の注文住宅を提供していることに加え、自然素材を熟知した職人による施工実績があります。
つくる前も、つくる時も、つくってからも皆さまをサポートします。
自然素材の家を建てたい皆さまの希望にしっかりと応えます。
自然素材の家に関する疑問はお電話、お問い合わせから。

皆さまの家づくりが成功しますように。