新築に和室は必要なのか?新築に和室をつくるメリットについてもご紹介します

昔は日本の家屋では主流だった和室ですが、最近の住宅には和室がない間取りも多くなってきました。しかし、いまでも新築の戸建てやマンションで和室を採用するご家庭もいらっしゃいます。それは、洋室にはない和室ならではのメリットが多いからです。そこでここでは、新築に和室を採用するかお悩みの方に向けて、新築で和室を採用する際のメリットについて解説します。

新築の和室採用率

JKK住環境研究所によると、2010年には和室を採用しなかった間取りが18.8%にたいし25.3%と採用しなかった間取りが増えていました。その一方で和室を採用した世代では20代が76%、30代が75.2%と若い世代に多く見られました。このことから、和室は使用頻度が低く暗い部屋のイメージから、有効活用できるオシャレな間取りへと使用方法が変化したことが推察できます。

(引用サイト:「20~40代世帯 間取り実態調査」について | 株式会社 住環境研究所

和室を作るメリット

和室の採用率は減少傾向にあるものの、採用を選んだ世代は若い世代が多いということを前述しました。そのため、和室を採用することに対し若い人には需要があるといえます。そこで、ここでは和室を作る際のメリットについて解説します。

リラックス空間になる

和室は洋室とは空間が全く違うため、ヨガや瞑想などを行う場所や息抜きの場所として利用できます。このように、日常生活を過ごさない場所としてあえて和室を作るというケースもあります。

客間として使用できる

玄関横に和室を作ることで客間として利用することができ、急な来客時にリビングを片づけたりする必要がありません。そのため、来客が多いライフスタイルであれば和室を有効活用することができるでしょう。このように客間として活用する際にはオシャレな空間を演出することも重要ですので、掘りごたつや段差を付けた和室など工夫することも重要です。

子ども部屋として活用できる

ママ友が遊びに来たり子どもの友達が来た際には、和室を臨時の子ども部屋として活用しましょう。リビングを汚される心配もなく、二階の自室よりも子どもの行動を把握することができます。

まとめ

今回は新築に和室を採用するメリットをご紹介しました。和室は活用方法次第で大きな価値を生み出すことができるため、家の購入を検討する際には和室の使い方もあわせて検討しましょう。