スキップフロアは、階段と階段の間にある踊り場を広く取り、様々な用途で利用できるようにした間取りです。おしゃれなイメージがあるスキップフロアですが、実際にはどのように活用できるのでしょうか？今回は、スキップフロアを注文住宅に取り入れる際の活用事例やポイントをご紹介します。
注文住宅にスキップフロアはどう活用できる？
注文住宅にスキップフロアを採用する際には、まずどのような用途で利用するのかを決めておきましょう。住みはじめてからのスキップフロアをイメージすることで、後から後悔のない間取りにできるでしょう。そこで、この章ではスキップフロアの活用事例について、解説します。
空間を広く見せるためのスキップフロア
スキップフロアがあることで1階と2階に空間ができ、その結果リビングが広く見える効果があります。また、階段をスケルトンにしたり吹き抜けを設置することで、より多くの採光を取り入れることができるでしょう。このように、スキップフロアは設置するだけで、間取りに大きな影響を与えることができます。
収納を増やすためのスキップフロア
リビングに収納が少ない場合でも、スキップフロアがあることで収納スペースとして利用することができます。たとえば書類を入れる棚やかさばる書類をスキップフロアに置くことで、スッキリしたリビングを実現できるでしょう。
ワークスペースとしてのスキップフロア
コロナ過によって在宅ワークが当たり前になりましたが、家屋内で仕事をする場所を作るのは意外と難しいです。そのような問題も、スキップフロアをワークスペースにすることで、解消できます。また、スキップフロアからリビングを見下ろせる設計にすることで、家族と団欒しながら仕事をすることもできるでしょう。
スキップフロアを失敗しないためのポイント
スキップフロアは様々なシーンで利用できますが、注意点もあります。そのため、スキップフロアを採用する際には、この章で解説するポイントを事前にチェックしましょう。
スキップフロアの広さを検討する
スキップフロアの広さは、広すぎても狭すぎても間取り全体のバランスが悪くなります。
そのため、必要な広さを十分に検討しましょう。
スキップフロアの位置を検討する
広さと同様に、スキップフロアを床からどの高さに設置するのかも重要です。
低すぎる場合は空間の広さを活かすことができず、高すぎると移動に手間がかかります。
つまり、スキップフロアは最適な高さに設置することで、有効活用できるといえます。
利用目的は事前に決めておく
スキップフロアを設置し、何をしたいのかを事前に決めておくことが重要です。
そうすることでスキップフロアを無駄なく活用することができ、後から後悔することがないでしょう。
まとめ
スキップフロアを有効活用するためには、事前に利用目的を決めておき、広さや設置位置を十分に検討しましょう。イメージ通りのスキップフロアを設置することで、より快適な生活が実現できます。そのためにも、間取り検討時には家族でしっかり会議する必要があるでしょう。
